参観通用門まで
表門にある桂離宮専用の駐車場に車を止めて、まず目に入るのは竹垣でした。
造園の仕事で竹垣を作る機会が多いので、職業病とでもいうのでしょうか、自然と目がいってしまいます。

竹のささを利用した垣根は、一見すると普通の垣根と違いが無いように思えます。
しかし、近づいてみると驚きの工夫がされていました。
この竹垣は、良く見てみると、後ろに竹の幹が覗いています。
つまり、まだ伐採していない竹を使った垣根だったんです。

竹垣のアップを撮ってみました。
地面から生えた竹の幹を、斜め45度にしならせています。
その後に、ささの付いている部分を地面の方向に枝垂れさせて、垣根に見えるようにしているのです。
やなぎのようなイメージとでも言えば分かりやすいでしょうか。
ちなみに、この垣根は「桂離宮垣」と呼ばれています。

駐車場から桂離宮に通じる道中の垣根です。
京都の各寺や庭には、その場所特有の垣根が作られています。
桂離宮の垣根からは、歴史と風格を感じさせる気品が漂っていました。

参観通用門の前にある苔むした木です。
中が空洞になっているのにまだ力強く生きている姿に、植物の生命力はとても強いものだと再認識しました。
また、手間をかけて育ててやることで、期待に答えて綺麗に咲いてくれる。そんな植物の楽しみをまた思い出しました。
参観通用門を越えたら、待合室に入り証明書を見せて入園確認を行います。それからガイドの方が迎えに来るまで待合室でしばらく待機となります。 待合室では、桂離宮を紹介するビデオを見ることができるので、予習に使うと便利ですね。
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